0823-70-4011(受付時間 9:00?17:30)

入院中の生活

療養環境

当院の病棟は100病床の療養型病棟です。急性期病院で治療を受けられた後、引き続き療養が必要な慢性期疾患の維持的な治療管理を行なう病棟です。3病棟(3階)は55床の医療療養型病棟です。2病棟(2階)は45床の介護医療院です。
入院生活中は、日常生活動作の向上を目標に充実した看護・介護・リハビリテーションを行なうためのいろいろなサービス・企画を実行しています。

リハビリテーション

当院では、入院患者様、外来患者様に対して、脳血管疾患・運動器疾患・呼吸器疾患のリハビリテーションを行っています。患者様一人一人の症状に合わせて、医師の指示のもとに理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が看護師など病院スタッフと連携し、リハビリテーションに取り組んでいます。

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レクリエーション

笑顔には、身体的・精神的に良い効果をもたらす力があります。当院では、より良い療養生活を送っていただくため、患者様の笑顔と笑い声が溢れるように院内レクレーションにも力を入れています。週に2回行っています。
また地域の方との交流の場を協力して創り、「踊りの会」や「唄の会」を開いたり、「新年会」や「夏祭り」を行っています。

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入浴

入浴は、身体の清潔保持や良い健康効果など、生活の質を高めるうえで欠かすことができないものです。
病状などから1人で入浴できない患者さんには、ストレッチャーを利用して、寝たままの姿勢で入浴していただくことができます。特浴は、温かいお湯に全身で入浴できます。
ミスト浴は、密封されたドーム内に超微粒子シャワーを噴射することで、入浴者が「お湯に包まれる感覚」を体感できる入浴装置です。湯船に入らなくても全身が温まり同時に身体への負担が少ない入浴方法です。

清潔保持への取り組み

当院では、患者様に気持ちよく過ごしていただけるよう入浴はもちろん、爪切り・ひげそり・整髪など身なりを整える清潔保持のケア・身体整容や環境整備にも力を入れています。身体整容を行うことは、衛生面のケアであると共に、患者様の心のリフレッシュや生活のモチベーションアップにもつながります。

入院中の食事

嚥下機能の評価によっては、経管流動食であった患者様でも経口摂取を目的に、治療とリハビリテーションを行うことも可能になります。定期的に咀嚼・嚥下機能の評価を行い、その都度食事形態や食事量をチームで考えます。またアレルギーや患者様の好みに合わせるように対応し、よりお食事が楽しめるように努めてまいります。

まず患者様の嚥下状態を言語聴覚士が評価し、管理栄養士は医師・看護師・介護士・リハビリスタッフ・薬剤師などから情報を得て、患者様の必要な栄養量を判断し、栄養状態・嚥下機能・低栄養のリスクを考慮して、栄養補給の方法を考えています。

嚥下訓練(えんげくんれん)

「食べる」という行為は、生命維持に必要な栄養を取り入れる、食事を通してコミュニケーションを楽しむなど、私たちの生活においてとても大きな意味を持ちます。摂食嚥下訓練では患者様が安全かつ楽しく生活できるよう、栄養摂取の方法を確立することが最大の目標です。噛む・飲み込む練習だけでなく、食べる際の姿勢にも注意しながら行っていきます。
高カロリー輸液(IVH)や経管栄養(胃瘻)の患者様でも、食事に意欲がある方は、食事が出来るよう嚥下評価・訓練を行い、食事を提供しています。

食事が楽しみになるような献立を

地産地消を目指し、米は地元黒瀬で出来た米を使用しています。
和風、洋風、折衷など季節の素材を取り入れたバラエティー豊かな献立作りを行い患者様の栄養状態を考慮したうえで、「食事の時間が楽しみだ」と喜んで食べて頂けるような食事を提供したいと思います。

患者様の咀嚼、嚥下機能に合わせて、主食では、米飯食、全粥食、パン食を、副食では普通食、粗きざみ食、きざみ食、ミキサー食を組み合わせて提供しています。経口摂取ができない患者様には、経管流動食を提供しています。
また患者様の病状に合わせて、心臓病食、糖尿病食、肝臓病食、腎臓病食、潰瘍食などを提供しています。

また、直接会話ができない患者様が多く、ご家族からの情報は非常に大切な為、今現在どんな状態なのか、好き嫌いの有無など、情報提供のご協力をお願いします。

中には、高カロリー輸液(IVH)や経管栄養(胃瘻)でも、食事に対して意欲がある患者様は食事を併用して提供しています。

入院中の様子

入院施設

入院中の様子