0823-70-4011(受付時間 9:00?17:30)

真愛だより

2023.01.29

予防接種について

麻疹の予防接種について

麻疹ワクチンの接種をお勧めする方

日本では、定期予防接種に指定されています。日本でも毎年発病の報告がされています(東京都感染症発生動向調査より)ので、生後12~24か月のうち出来るだけ早く接種しましょう。

※妊婦はこれらの生ワクチンの接種は避ける。

※また、このワクチンの接種後は少なくとも1か月以内には妊娠を避けるように気をつける。(ワクチンのメーカーは、接種後の3か月間は避けるよう勧告している)

※周囲に感染者が出た場合:3日以内に予防接種を受けると感染を防御、症状を軽くできるとされています。

 

麻疹の感染原因と症状

麻疹の感染経路

  • 麻疹(はしか)の主な感染経路は空気感染(飛沫核感染)です。 麻しん患者が咳やくしゃみをして、空気中に麻疹ウイルスが放出され、そのウイルスを吸い込むことことで麻疹に感染する可能性があります。ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。
  • 麻疹(はしか)の感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%が発症します。
  • 麻疹発症者1名に対して12~14人の人が感染するとされています。インフルエンザは1~2人と言われていますので、感染力は大変強いことがわかります。
  • 感染しても発症しない不顕性感染はほとんどなく、感染した90%以上の人が発症します。
  • 麻疹を発症した人が周囲に感染させる期間は、発疹が出現する約4日前から発疹が出現した後の約4~5日です。特に感染力が強い時期は発疹が出る前の期間です。

症状

伝染力が強く、発熱、咳、鼻水、めやに、発疹が主な症状です。3、4日間は38℃前後の熱で、一度おさまりかけたと思うとまた39~40℃の高熱と発疹が出てきます。合併症状として気管支炎、肺炎、中耳炎や脳炎があります。

麻疹を予防するには

対象年齢のうちに定期予防接種をしましょう。
成人になってからも任意で予防接種が受けられます。接種歴が不明であれば、4週間以上の間隔を空けて、2回接種をお勧めします。

麻疹の抗体検査も実施しております。麻疹に対して抗体があるかどうかご不明な方は麻疹抗体検査をお勧めいたします。ご希望の方は、お気軽にお問合わせください。麻疹抗体検査の結果が出るまでには2~3日かかります。

 

麻疹ワクチンの種類と接種方法

麻疹ワクチン(国産)

接種回数:1回または2回(4-8週間後)
抗体価持続期間:20~30年
初回接種(0.5ml)